事業紹介

焼酎粕有効利用法の開発
戦略的基盤技術高度化支援事業(経済産業省:2019年~)

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製造試験プラント

製造試験プラント

焼酎粕を乳酸発酵させ、良質で保存しやすい飼料へ!

焼酎造りで出る焼酎粕には多くの機能性成分が含まれています。
この機能性成分に着目し、これまで産業廃棄物として扱われていた焼酎粕の飼料化に取り組んでいます。
焼酎メーカーへは安価な焼酎粕処理法を提案し、畜産・養殖魚事業者には良質な飼料を提供するため、乳酸発酵技術など、新たな技術の開発を進めています。

焼酎粕とは?
アルコール発酵した「もろみ」を蒸留した後に残ったもの。
アルコール分解を経た芋や麦などの有用な機能性成分を多く含んでいますが、産業廃棄物として扱われてきました。

メリット

  • 焼酎粕の持つ短所(高粘性・腐敗性)を解決 ⇒ 保存がきき、扱いやすい飼料に
  • 乳酸発酵することで飼料の機能性を強化
    【飼料として期待できる効果】体質改善、整腸作用、健康促進、免疫力の向上など
  • 装置構成が簡素 ⇒ 設備費・運転コストが安価
  • 焼酎粕の全量を有効利用 ⇒ 廃棄物ゼロを実現!

ビジネスモデル

ビジネスモデル

焼酎粕乳酸発酵飼料の活用事例

黒豚への飲用試験の様子

黒豚への飲用試験の様子

肥料として利用

肥料として利用